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NEWS増田貴久、座長舞台で鬼気迫る演技!南沢奈央、「普段と違って目つきが怖い」

NEWS増田貴久、座長舞台で鬼気迫る演技!南沢奈央、「普段と違って目つきが怖い」
ヒロインの女性カメラマンを演じた南沢奈央

 アイドルグループ『NEWS』の“まっすー”こと増田貴久(26)と女優・南沢奈央(22)が3日、東京・グローブ座で、3日より初日を迎える舞台『STRANGE FRUIT』(演出:谷賢一)のプレスコールと囲み取材に出席した。

 3日の夜に初日を迎える同舞台の座長でもある増田は、「1ヶ月稽古させてもらって、1ヶ月本番あるので怪我なく無事に全公演ちゃんとできるように。いまはドキドキしています」と、責任感と期待感でいっぱいの心境。

 舞台は3回目となる増田は、「お話が来た時に、3回目やらせていただけるのなら、『違う役に挑戦したいです』と、言ったら、すごい違う役が来たなと思ったんですけど、やってみたらすごく楽しいですね」と、苦笑い。

 取材前のフォトセッションで、カメラマンたちから「笑顔でお願いします」と、笑顔を求められていたが、なかなか笑顔にならなかったのも「役作り?」と問われるほど。これに増田は、「意識してなかったです。すいません」と言いながら、「ちゃんと切り替えようと思わないとないと、切り替わらないですね」と、引きずるような、入り込んでしまうような役だ。

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 初共演となる「南沢さんとの意気はピッタリですか?」と問われた増田は、「2人のシーンもあるんですけど、役が終わってカットがかかって、話しかけるとちょっと素っ気なかったりするんですけど」と、増田がジョークまじりに言うと、南沢は、「そんなことない」と苦笑い。こんな会話ができるほど、息もぴったりということのようだ。

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感情をも写しこむ才能を持ったカメラマン役

 一方の南沢は、「増田さんの第一印象は、柔らかい雰囲気で笑顔でした。でも、役柄が普段の増田さんのイメージと違っていて、役に入った時の鋭さ、目つき、立ち姿から全然違う。ハッとさせられ、怖いと思う瞬間が演技してるとあるんですよね。役に切り替わった瞬間のスイッチの入り方がプロだなと勉強になりました。感化されています」と、刺激を受けているようだ。

 そこにすかさず増田が、「普段は優しいんですけどね」と、自己アピール。すると、南沢も、「優しいですよ。差し入れのリクエスト聞いてくれたり、周りの共演者に気配り、配慮されているのがすごいなと」と、感心しきり。

 これについて増田は、「前回は『TOKIO』の松岡(昌宏・36)くんという頼りになる先輩と一緒にいたので、僕は何もしていなかった。今回は座長をやらせてもらっているので、できることといえば、差し入れをするということぐらい」と、謙遜。

 今日もプリンを差し入れたそうだが、2日に1回は、お気に入りのお団子を差し入れているという。また、キャストたちと、食事にも行くそうで、「5回ぐら行きましたかね。今回の話のセリフで、『“ありがとう”と言っているけど、その裏にどんな言葉を込めて言ってるんだろう。ここは、前のセリフがあって“ありがとう”と言ってるんだよね』と、台本の奥の奥の話が多いです」と、演劇に関しての話を熱く語り合っているという。

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芸術家同士も足の引っ張り合い。

 さらに、「あのセリフってさ」と、ご飯食べてもずっと話をしているそうで、「明日はこういうの試してみよう」と、アイデアを出し合うなど、いい雰囲気だという。その試行錯誤の集大成が、今日からの公演に反映される。

 増田は、「演じる方は、いろいろ考えて表現するのは難しいですけど、見てもらう方にはストレートに届けられるかなと思っています。

 報道陣から、「増田さんのファンの前でのラブシーンがあるそうですが?」と問われると、しばし考え込んでいる南沢に、増田が、「僕のファンは、優しいファンの方たちばかりなので大丈夫です」と、気遣う。それを受け、南沢は、「ファンの方たちも、私になった気分で見てもらえれば」と、小声。増田は、「純愛という感じで、ピュアです。2人ともピュアで、強い気持ちで臨んでいく」と、フォローした。

 体力作りに関して、増田は、「千葉という役は、1年間、学校の中で閉じこもって製作しているので、運動していないだろうなと。2ヶ月3ヶ月前から運動して絞りました。1週間に1回だけ水泳に行って、5キロを目標に泳いで体づくりしました。稽古中は行けなかったんですけど、本番は行きます」と、役作りも兼ねて体を絞ったそうだ。

 南沢は、「体力作りは、ゆっくり寝ること」と、こちらはマイペース。それでも、「私が稽古終わって、帰ろうとあいさつしに行くと、増田さんがいなくて、どこにいるんだと思うと。別室で筋トレしている。稽古場に器具を入れて、筋トレしているぐらいストイックな方なんでビックリしました」と、明かす。

 増田は、「懸垂器具を買って、懸垂しています。いつもは120%潤ってるんで、80%まで水分量を減らそうと思って」と、照れながら冗談めかす。

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数ヶ月に1度、作品を評価されふるいにかけられていく

 また、いまはGWの真っ最中だが、「どこにも行けてないですけど、八景島シーパラダイスに行きたいです。イルカの中をアヒルのボートで行けるアトラクションができたらしいので、このメンバーで行きたいですね」と、少年のような一面も見せ、和ませた。

 最後に増田は、「舞台『ストレンジ・フルーツ』というテーマは怖い、鋭い作品なんですけど、見終わった後に優しく暖かくなれる作品になっていると思いますので、観に来てください」と、PRした。

 物語は、さびれた観光地に観光客を呼び戻すため、市は「最高傑作を創り上げたアーティストに1億円」という高額な報酬を準備し、廃校をアート施設としてリニューアルするため、様々なアーティストを招致して作品を作らせるプロジェクトを立ち上げる。テレビ、電話、ネットなど「社会」との接触を全て断った環境の中、1年間の共同生活をしながら、それぞれの芸術活動を開始する7人のアーティストたち。

 しかし、プロジェクトの最終日、残ったのは、他のメンバーを裏切り、おとしめ、脱落に追い込んだ、クールで冷酷な映像作家・千葉(増田貴久)と圧倒的な才能を持った女性カメラマン・カナ(南沢奈央)の2人。彼らを待ち受けていた結末は…?そして、「ストレンジ・フルーツ」とは一体何なのか…?

 出演者:増田貴久(『NEWS』)、南沢奈央、川岡大二郎、井端珠里、深谷由梨香、小栗剛、古山憲太郎、加藤啓、山本亨

 同舞台は、東京公演が5月3日~26日まで東京グローブ座にて。大阪公演が、5月28日~6月2日までシアター・ドラマシティにて。

 

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木に洋服を吊るした“芸術作品”をプレゼンする
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友情とライバルの間で揺れる


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