歌手の小林幸子（59）、料理人・川越達也（41）、“ホリエモン”こと堀江貴文（40）、男女5人組グループ『TRF』、プロ野球『中日ドラゴンズ』のマスコット・ドアラ、歌手・福山芳樹（49）が27日、千葉・幕張メッセで開催された『ニコニコ超会議2』後のライブイベント『ニコニコ超パーティー II ～First Night Carnival～』に“降臨”した。
暗転した会場内に「パターン青」とアナウンスされると、ステージ上に「ステージに上がりたいやつ挙手」と書かれた看板を手にしたドアラが登場。観客をひとりステージに向かって座らせると、幕が上がったステージには小林幸子が以前の『NHK紅白歌合戦』で着用した豪華重量級衣装で“降臨”した。
かつて紅白で美川憲一との衣装対決を繰り広げ、数々のド迫力衣装の見た目から、ネット上で“ラスボス”と呼ばれ親しまれていた小林。「Gods Message」という名の開幕宣言で会場を存分にヒートアップさせ、一転、肩を露出した赤のドレスで再登場すると『風といっしょに』をさすがの歌唱力で歌い上げた。
小林がせり出したランウェイを歩くと、合わせて会場からは大歓声が溢れ、最後に「もう1回言ってくれる？ ラスボス」と、自らおねだり。すると会場、生放送コメントが一丸となって「ラスボス！」と声を揃えた。
『タカラモノ』を歌うぽこたとともに登場した川越シェフ。2人はそっくりとネット滋養で噂になり、それがもとで、同曲のミュージックビデオで共演している。この日も、デュエットをするのかと思いきや、川越シェフは、ステージ上でご機嫌にパスタを作り始め、曲のリズムに合わせてどや顔で調味料をくわえていく姿に会場は抱腹絶倒。2人がそっくりなことも笑いを加速させ、「川越シェフ歌うまい」、「ぽこたが料理作ってる」、「増えてみた」といったコメントで画面が埋めつくされた。
パスタを作り終えると川越シェフもトングからマイクに持ちかえてデュエット。歌い終わると3分クッキングの音楽が響き渡り、客席から選ばれた1人による試食タイム。ぽこたが「笑顔を作って顔を45度上に向け、ちょっと傾けて手で輪っかをつくったら、おいしい～！」と川越スマイルを伝授。川越シェフは、ネット上で話題の自身のコラージュ写真について、「見たことありますよ。照英さんも好きなので光栄でした」と喜んでいた。
『超パーティー』も昨年に続いての開催とあり、様々なところで“まさか”の演出が盛りだくさん。『追憶』を歌う蛇足が、ほぼお姫様ベッドに寝転がったまま歌いきったほか、スーパーなどで商品を運ぶ台車で乱雑に運ばれてきたホリエモンが『夢』（THE BLUE HEARTS ）、『やさしくなりたい』（斉藤和義）を高い歌唱力で熱唱するなどユーザーをおおいに笑わせた。
クライマックスではビートまりおが『Help me, ERINNNNNN！！』を歌い、「えーりん！えーりん！」のコールアンドレスポンスで会場は最高潮の盛り上がりに。その後、最後の曲『EZ DO DANCE』でTRFが“ご本人登場”を果たし、アンコールでは恒例の福山芳樹と出演者オールキャストによる『真っ赤な誓い』で1日目は大盛り上がりの内に幕を閉じた。
