『第63回 NHK紅白歌合戦』のリハーサルが29日、東京・渋谷NHKホールで行われ、紅組出場の演歌歌手・石川さゆり（54）が登場した。
今年はデビュー40周年記念シングル『浜唄』や宮沢和史(46)作詞・作曲の『生まれ変わるよりも』をリリース。石川のCDジャケットのイラストを『ジョジョの奇妙な冒険』で知られる漫画家・荒木飛呂彦氏が担当し話題となったが、本番の『天城越え』の歌唱シーンでも、背景に荒木氏の“女の情念”がこもった映像イラストが流れるという。
衣装については、「いま用意してあって、1つは明日に向かってしっかり羽ばたいていける鶴、たくさん飛んでる平和な鶴。あとは、真っ赤な百合の花のものを用意しているんです。どっちにしようかはまだですね」と、迷っている様子。
また、目玉の1つである荒木氏の画像をバックに歌うことには、「天城越えをイメージしています。まだ拝見していないですけど、楽しみにしています。スタンドって言うんですか、ブワーッとするのがあるんですよね」と、楽しみにしている様子。報道陣から、“ジョジョ立ち”でフィニッシュですると尋ねられ、「NHKの方と相談してみます」と前向きな返答も。
「紅白歌合戦は、お陰様で35回。10代から出させていただいて、年の歌い納め。今年は40周年で、リサイタルやったり、いろんな公演をやった。しっかり歌い納めで、みなさんをいつも以上というかしっかりやりたい」と、思いを語りつつ、報道陣へ向け、「紅白みなさんで盛り上げてください。私は顔ぶれが変わっちゃってわからないので」と、呼びかけていた。
