イケメン韓流スターのイ・ミンホ（25）が2日、神奈川・横浜市のヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルで来日記者会見を行った。
『花より男子〜Boys Over Flowers〜』や『シティーハンター in Seoul』などで一躍日本でも人気となったミンホ。最新ドラマ『シンイー信義ー』をひっさげての1年半ぶりの来日に、ミンホは「休日にも関わらず横浜に来ていただきありがとうございました」とにこやかに語った。
久しぶりの来日に「ファンのみなさんと温かい思い出が作れたらいいなと胸のトキメキを感じながら待っていました」とニッコリ。行われる予定のファンミーティングに「年末、12月というと胸が高まる季節ですが、そんな中静かなイベントができたら。終わった後、心が温かくなる内容です」と語った。
キム・ヘソン演じる現代の女医がミンホ演じる高麗時代の武士に連れられ時を超えるファンタジー・ロマンス史劇の大作『シンイ』。同作で信義を貫く男を演じたミンホは「現代の人物が過去の世界に入っていくというモチーフそのものがとても楽しめる作品。ロマンス、政治的な権力争いなどをみなさんに楽しんでいただけたら」とアピールした。
初めて挑んだ時代劇だが、「まずは衣装が重かったというのが記憶に残っています」と苦笑いしながら「撮影の期間が夏。今年の夏は例年になく蒸し暑いものだったので大変な苦労の中の撮影でした」としみじみ。演じた王に仕える近衛隊の武士チェ・ヨンについて「僕も自分の中にある意志を守ろうと努力してます。なんらかの約束、口約束を守ろうというところは似ています」としながらも「劇中はしょうがなかった部分があるんですけど、僕だったらもっと女性に積極的な態度をとったのではないかな」と会場を沸かせた。
報道陣から「一番カッコよく演技ができたシーンは？」と聞かれると「愛する女性を救いに行くところのアクションシーン。守るべき者を守る非常に男らしい姿です」と爽やかに語り、共演のヘソンの印象を聞かれると「非常に明るくて前向きでいいエネルギーを持っています。でも非常にいたずら好きで茶目っ気がある。キスシーンでもお互いに笑わせようとしたり、そういう中で撮影できたので非常に楽しかったです」と照れ笑いで語った。
また、役作りで心がけている点については「もちろん僕は過去の時代に生きたことはありませんから、時代劇を撮る時は想像に任せています。あえて長い時間をかけて山の中にこもって乗馬をしたり自然となるべく触れ合うようにしました。役作りではどこか1点に重点を置くようにしているんですけれど、『シティーハンター』の時は寂しさを念頭に置き、今回は非常に責任感のある人物なのでその点に重点を置いて、周りの人から見てこの人は頼もしいな、信頼できるな、と思っていただけるように演じました」と舞台裏を明かした。
最後に日本のファンについて「以前は消極的な印象があったんですね。昨日1年半ぶりなのですが、みなさんのとても積極的な姿がみられました。体にタッチするなど親密感を感じました。僕は好きだな。短い時間ではありますが、みなさんといい思い出を作りたいと思います」と気さくに語った。
