社会 2012年05月25日13時28分

河本準一「正直、誰にも知られたくなかった」…騒動に30分超涙の謝罪


河本準一「正直、誰にも知られたくなかった」…騒動に30分超涙の謝罪

涙を目にためながら会見する河本準一

 お笑いコンビ『次長課長』の河本準一(37)の母親が、今年4月まで生活保護を受給していたことについて河本が25日、所属事務所のある東京・吉本興業本社で会見を開き釈明した。

 5月17日発売の『週刊文春』(文藝春秋)、『週刊新潮』(新潮社)、『女性セブン』(小学館)でそれぞれ報じられ、同社からも「河本本人及びその親族において、生活保護費の不正受給のそしりを受けるような違法行為が存在しないことについては、ここに、あらためてお伝えいたします」と、見解を文章にて提出ていた。

 グレーのスーツ姿で約100人近くの報道陣の前に姿を現した河本。目を真っ赤にしながら、入り口近くで頭を下げ、テーブル前のマイクを手に取ると、「今回のいろいろな騒動の件、ご迷惑をおかけしました。申し訳ありませんでした」と、15秒近くにわたって頭を下げ続ける。

 生活保護を河本の母親が受給を始めた時期について14?15年前といい、「芸人として仕事がない時期で、母親はスーパーの鮮魚で働いていまして、病を患いまして、医者のところに行ったところドクターストップがかかり、生活保護を受給するという形を母親が決めてきました。そのときに福祉の方から面倒を見ることはできないかと言われたのですが、そのころの自分の年収は100万円を切っておりまして福祉の方に一筆書きました」と、事情を話す河本。

河本準一「正直、誰にも知られたくなかった」…騒動に30分超涙の謝罪

それから数年、東京に出てきて全国の番組に出演するようになり、5?6年前に「福祉の方からそのときに生活の援助はできないかといわれました。そこで、援助できます。いま自分ができるいっぱいの援助ですがというお話で書類を書きました」と、援助を開始し、今年1月に、「援助の増額はできないかといわれて、確実に毎年送れる金額を出し福祉の方と相談して決めました。福祉方と相談しながらだったので、このことにかんして何か問題があるのかというのは想像もできませんでしたが、今になって思うとむちゃくちゃ甘い考えだったのではないかと深く反省しております。申し訳ありませんでした」と、さらに深々と頭を下げた。

 2010年には急性すい炎で入院し、仕事を約2ヶ月休養したこともある河本なだけに、「自分のやっている仕事は全く収入が安定せず、いつ仕事がなくなってもおかしくないと言う気持ちでやらせていただいております。そんな中、いまもずっと病気を患っている母親や家族など、自分がダメになってしまうとダメになってしまうのではないかという自分の中で勝手な不安がありまして、福祉の方と相談して援助の金額を決めました」と、途中声を詰まらせる。

河本準一「正直、誰にも知られたくなかった」…騒動に30分超涙の謝罪

顔に手を当て

 今年4月に報道を受け河本の母親側から申し出て生活保護を打ち切ったといい、「自分がもっとしっかりしていれば母親に嫌な思いをさせることもなかったでしょうし、税金を負担してくださってるみなさまに大変申し訳なく思っています」と、涙で瞳を潤ませながら釈明した。

 生活保護を母親が受給し続けていたことについて、河本は、「ずっと正しいことだと思っていたのですが、自分の認識の甘さというか、福祉の方と相談して、最低限できる金額を納得してもらった上でだったので。人間として甘えているという思いはありました」と、不正受給というものではないと説明。収入が増えた5?6年前のぶんの生活保護の金額を現時点で時期は未定だが支払っていく意思があることも表明する河本。

 半年ほど前から生活保護の打ち切りも母親とともに話をしたそうだが、「大病を患っている家族がいる場合は、お金のたくわえをして、毎日の生活もありますし、そのぶん福祉の方に認識が甘かったのかという話をさせていただきました」と、コメント。

 報道陣から、「母親が生活保護を受けているという気持ちは?」となげかけられると、「正直なところを話させて頂きますが、情けなくて恥ずかしい気持ちです。自分の母親が生活保護を受けていたことは正直、誰にも知られたくなかったし、そういった部分をわからず、明るく振る舞うというのが自分の仕事と思っておりましたし、早く抜けさせてあげたいという気持ちで仕事をしていました」と、心情を吐露し、「もっと母親のケアができればな」と、語った。

 騒動が起こってからの母親とのやり取りについては、「きょうの会見に至るまで、ずっと仕事をしていまして、岡山の実家に帰ることはできませんでした。きょうも母親と電話しまして『しっかりしゃべってこい』と言われました」。

 なお、河本が自身のツイッターのプロフィール欄を、「人の嫌な事を生きがいにしてる人達がどうか無くなりますようになぁ。」などと、プロフィールにつづったことについては、「子を持つ親でありながらいろいろなストレスをかかえてしまいまして、軽率な言動をかいてしましいました。申し訳ありませんでした」と、お詫びもした。

 会見は、約30分超にわたって行われたが、その際に、河本は着席することなく、何度も頭を下げ続け、最後にも「大変お騒がせしたことをお詫び申し上げます」と、お詫びし、その場を後にした。

河本準一「正直、誰にも知られたくなかった」…騒動に30分超涙の謝罪

グレーのスーツ姿で会見に臨んだ河本

河本準一「正直、誰にも知られたくなかった」…騒動に30分超涙の謝罪

頭を下げる

河本準一「正直、誰にも知られたくなかった」…騒動に30分超涙の謝罪

降壇時もカメラマンから無数のフラッシュが

河本準一「正直、誰にも知られたくなかった」…騒動に30分超涙の謝罪

100人超の報道陣が集まった