歌舞伎俳優・中村勘九郎（33）、中村七之助（32）兄弟が31日、都内でブラザーのインクジェットプリンター『PRIVIO』の新製品発表会に出席した。
今回の新製品では、「キレイにできる。おトクにできる。」をテーマにしており、これまでA4カラー文書およびL判写真1枚あたりの印刷にかかるコストが1回のインク交換でそれぞれ何枚印刷できるかも公表。キレイに印刷したいけれどコストもできるだけ抑えたいという部分に注力した戦略を取る。
同じ青のスーツ姿で現れた2人。昨年も同社イメージキャラクターを務めた勘九郎＆七之助が今年もCMキャラクターとなり9月5日より放送がスタートとなる。その、撮影へ、勘九郎は「2回目だったので、和気あいあいとやらせて頂きました。スムーズに行って、4時間くらいで終わりました」と、かなりいい流れでできたそう。
CMは、中村兄弟の着物が色鮮やかなものに染められるCGというのも見どころとなりそうで、「プリンター同様、綺麗なCMだなと。撮影では無地の着物だったんですが、出来上がると絵が入っているんです」と、見惚れるものだったそうだ。
会見では、2人がブラザー公式サイトのYouTubeで『中村ブラザー！TV』なるものを務め、YouTuber（ユーチューバー）としてデビューし『セットアップ』篇、『スマホプリント』篇の2作がリリースされているが、3作目の収録を記者の前で行うことに。インク交換なしで500枚印刷できるかに挑戦。セットアップまでをして、その1時間30分後の様子を料理番組のように用意しており、490枚からスタート。
印刷物が出てくるまでの間、勘九郎が七之助へ「歌を歌って」と無茶ぶりしたり、逆に七之助は「モノマネしてよ。東野幸治さん」と振ると勘九郎が苦笑い。さらには勘九郎が「赤ちゃんほしくないの？」と、唐突に振り、困った七之助は「それは家に帰ってから」と、よけていた。そうこうしている間に、500枚以上の印刷となり、見事チャレンジが成功となった。
囲み会見では、いまだにガラケーを使っているという勘九郎が「アナログ人間でも簡単に印刷できる」とアピールし、七之助も、「セットアップからすごく楽でしたね」と、相づちを打つ。
イベント中、勘九郎が七之助のスマホを使ってお見合い写真を撮ると話していたことから、結婚の話題となると、七之助は「切羽詰まってないです。みんなこの年になると周りからは言われるようになることが多くなりますね。友達が結婚してないからそれもあるのかも」と、焦りはないそう。勘九郎も、「（結婚）したいときにしたらいい」と、理解しているようで、七之助は「歌舞伎界は結婚が大変と言われていますが、そんなにしきたりもない。ゆるい感じなので」と、実情を話していた。
また、先日、女優・藤原紀香（44）との交際宣言をした、歌舞伎俳優・片岡愛之助（43）について、2人とも聞いていないそうで、七之助は「プライベートが謎の人なんで、全然知らなかった。最近、一緒の機会もないですし」と、言いつつ、「おめでたい」と祝福をしていた。
