アイドルグループ『HKT48』の“さしこ”指原莉乃（22、チームH）が座長を務める『HKT48指原莉乃座長公演』が15日、福岡・博多座にて上演がスタートし、初日には満員御礼の1400人の観客が詰めかけた。
本公演は4月8～23日に東京・明治座で上演され好評を博しており、『HKT48』のお膝元となる福岡・博多へ凱旋したもの。2部構成となっており、第一部は全編書下ろしのオリジナル演劇『博多少女歌舞伎 博多の阿国の狸御殿』、第二部はHKT48ライブショー『踊る！たぬき祭り』となる。
【4月の明治座公演の模様や芝居部分のあらすじなどはコチラ！】
公演直前の囲み会見では、作・演出を手掛ける横内謙介氏から「明治座で成長した姿をホームタウンでみせられるのではないかと思います。なおかつ明治座でやった通りではなく、一部も二部もみなさまに驚いていただけるような新企画を入れております。ちゃんとメッセージを持ったお芝居にしようと最初から一丸となってやってきました。ファミリーのみなさんにも安心して見ていただける楽しい作品だと思いますので、夏休みの良い思い出にしていただきたいなと思います」と、抱負を。
指原は、「今回から2人新たに新メンバーが加わり、さらにパワーアップしています。明治座公演よりも演技がちょっとうまくなっているんじゃないのかなと思いますので、ぜひ期待していてください」と、アピール。
その指原が話した新メンバーとなる“ゆかちゃん”秋吉優花（14、チームH）と“じーな”神志那結衣（17、チームH）は、なんとも言えない強烈な出で立ちで登場し、神志那は、「男役なので声を低くする練習をたくさんしてきました」、秋吉は「顔芸をするところがあるので見逃さないでください」と、それぞれ見どころを。さらに、指原も、「新たに横内さんが考えてくださったかなり濃いキャラクターを演じています。かなり（役に）はまっているので明治座公演を見た方でも楽しめると思います」と、プッシュした。
ほかにも、地元凱旋をどう思うかと問われた“はるっぴ”兒玉遥（18、チームH）は、は「今回、福岡で公演ができるということで、家族や親戚に成長した姿を見せられるように頑張りたいと思います！」と、喜んでいる様子。ただし、「実は…女性同士のキスシーンがあるので、親に見られるのは緊張するんですが…全力でやり切ります！」と、はにかみながら宣言することも。
座長としての苦労話を聞かれた指原は「みんなが公演中、（疲れてたくさん食べるので）太る傾向にあるので、メンバーが太らないように節制したいと思います」と、注意を促していた。
その後、公開げいこでは、指原莉乃扮するたぬきの「キヌタ」が“さくら”宮脇咲良（17、チームKIV兼任でAKB48チームA）扮する博多阿国一座の「阿国」に憧れて人間に化け、都まで会いに行くシーンからスタート。見得を切るシーンや、『HKT48』楽曲の和風アレンジでストーリーが展開。殺陣やダンスシーンもあり、後半にはワイヤーを使って馬にまたがり、指原と宮脇が3階まで11メートル上昇する演出も、明治座と同じく展開。第二部は第一部の流れを受けて博多座という舞台を活かし、明治座とは違ったセットリストにてレビューショーを行っていた。
『HKT48指原莉乃座長公演』は31日まで全15公演！
※記事内写真は（C）AKS
