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市川海老蔵 海外での演目復活に「自分でも大きな挑戦の1つ」

市川海老蔵 海外での演目復活に「自分でも大きな挑戦の1つ」
海老蔵がシンガポール公演へ熱い思いを語った

 歌舞伎俳優・市川海老蔵(37)が11日、東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンでシンガポール公演『EBIZO ICHIKAWA XI’S JAPAN THEATER 2015』製作発表会見を開いた。

 海老蔵が、歌舞伎をもっと身近にという思いを込めて国内の各都市での自主企画公演で始めた『古典への誘い』のシンガポール公演。2014年11月にも同国で公演し大成功を収め、再びの同国上陸となる。公演では歌舞伎十八番の1つで1699年に初代・市川團十郎が初演した『嫐(うわなり)』を新たな演出で。さらに、花の盛りの吉原仲の町へやって来た傘売りが実は石川五右衛門の仮の姿だったという新作舞踊『三升曲輪傘売(みますくるわのかさうり)』も披露する。

 スーツ姿で会見に臨んだ海老蔵。『嫐』を舞台上で復活させることについて、「歌舞伎十八番は近年、私と父とで復活させて頂いてて、この演目は日本で復活するのはどうなのかというところがあって、海外で歌舞伎十八番復活というのをしてみたかった。日本で『嫐』を復活させるつもりはないので、海外で『嫐』がたくさんやれるように、海外の方々のための目線での歌舞伎というものを作るという意味でも自分でも大きな挑戦の1つとして、課題を重荷を持って負荷をかけてやろうと」と、海老蔵なりの目標があるそうだ。

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 『三升曲輪傘売』については、「海外の方々に対して、日本の文化の凄まじさを押し込んで行く内容にしようと。ゆくゆくは日本でも必ず上演したいなと思っています」と、抱負を口にしていた。

 なお、シンガポール公演は前回の会場より一回り多くのキャパを誇るマリーナベイサンズ グランドシアターでの上演となるそうだが、「大きな劇場になりまして、前に一歩進んだわれわれ仲間にとりまして大きな一歩です。なかなか続かないのが海外公演というもの。同じ土地で2年続けて行って、向こうがさらに大きな劇場を用意してくれたということは、本当に自信を持ってやっていかないといけないなと再度思わされている。絶対に楽しい素晴らしい公演になるようにいまから勉強させて頂きたい」と、プレッシャーを前向きにとらえることも。

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 報道陣からはシンガポール以外ではどこで公演をしたいかと尋ねると、「行ったことないところ。ヨーロッパだとイタリアとかフランスとかいろいろ行ってますけど、行ったことないアメリカの都市とか、中東の都市とか、積極的に行きたい」と、胸を躍らせていた。

 囲み会見では、シンガポールに行って楽しみなことはあるかと問うと、「小籠包かな。100個くらい食べました」と、食べることなのだとか。

 また、先日、歌舞伎俳優・中村獅童(42)の披露宴に出席していた様子が地上波の番組で流れたそうだが、「俺こんだけ(映像で)抜かれているんだったらギャラよこせと言いたい。(獅童は)『知らないよ』と言ってたけど、知ってるだろと」と、ぶっちゃけて笑いを誘う。その披露宴では海老蔵が涙するシーンもあったそうだが、「あれは嘘泣きです。みんなの流れ、小芝居しておかないとまずいなと(笑)」と、本当か冗談か分からないようなコメントをして報道陣を爆笑させていた。

 ほかにも、タレント・熊切あさ美(35)との破局騒動で話題の歌舞伎俳優・片岡愛之助(43)へのコメントを求めると、「人生いろいろ、小泉純一郎。そんな感じですよ。人生いろいろなんじゃないですかね」と、はぐらかしていた。

 シンガポール公演『EBIZO ICHIKAWA XI’S JAPAN THEATER 2015』は10月17、18日に上演!

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