『幕末Rock』特別映像上映会＆超歌劇『幕末Rock』キャスト スペシャルトークショーが10日夜、東京・渋谷PARCO part3 シネクイントで開かれ坂本龍馬役・良知真次（32）、高杉晋作役・太田基裕（28）、桂小五郎役・矢田悠祐（24）、土方歳三役・輝馬（25）、沖田総司役・佐々木喜英（27）、近藤勇役・友常勇気（29）、徳川慶喜役・Kimeru（34）が登場し盛り上がった。
『幕末Rock』とは、“幕末“という時代設定のもと、志士（ロッカー）たちが音楽“雷舞（ライブ）”で新しい時代を切り開いていくというゲーム、アニメ、実写舞台で展開されている人気コンテンツ。舞台では2014年12月に超歌劇（ウルトラミュージカル）『幕末Rock』として本日登壇のキャストらが熱演を見せた。
午後9時40分からのイベントにもかかわらず場内には満員の観客が詰めかける人気ぶり。その熱気に応えるように、キャストらは客席の間を縫って登場し、そこかしこに黄色い歓声があふれた。
イベントでは、ゲーム、アニメ、舞台の『幕末Rock』特別映像が、キャストらが最前列に座って見守るなか展開。ときどき、キャストから映像にツッコミを入れたり、スタッフの遊び心からか本番のシーンと練習のシーンがカットバックされたりと、場内には笑いがあふれることに。舞台の映像の際には、ライブの盛り上がりのところで、キャストの服が“パージ”（脱着）され上半身裸になる場面になると、その都度、歓声で沸き返るなど大盛り上がりとなった。
トークパートでは、盛り上がった舞台の裏側のエピソードについて、良知がなかなかけいこに参加できなかったことから太田と矢田が良知の自宅で3人でけいこし仕上げていたということが語られたり、良知が佐々木に「あんなにペガサスの合う人はいない」と、イジることも。
さらに、“パージ”シーンがあることを稽古に入って聞かされたというキャストらのそのときの反応を、良知は、「みんな必死に腹筋を始めた」そうだが、実際は三日坊主で終わってしまったというトピックも飛び出していた。
最後に、良知から「ゲーム、アニメ、舞台がそれぞれに努力し作り上げた結果がこの舞台。最終的にみなさんと1個になるものはなんなのか。なぜ、幕末にRockという題材を選んだかといえば、幕末を生きた人たちが必ず持っていた魂を伝えるものが音楽でRockだったと感じるんです。だから幕末がミュージカルになったらRockだなって思っています。何回も思い出して頂けたら」と、呼びかけ終演…を迎えたかのように見えたが、場内が暗転するとお登勢役・山岸拓生の影ナレーションが場内に響きだすことに。
次の瞬間スクリーンには、超★超歌劇（ちょう・ウルトラミュージカル）『幕末Rock』として8月に東京・大阪で演出・歌ともにパワーアップして再演されることが発表！これに大歓喜するファンだったが、井伊直弼役・小谷嘉一も交えて、再び全員が拍手のなか登壇。良知は、「関西にも行きます！」と、報告し手を振りながら9人でその場を後にしていた。
（C）2014 Marvelous Inc.／幕末Rock製作委員会
（C）2014 Marvelous Inc.／超歌劇『幕末Rock』製作委員会
