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市川海老蔵 自主新作歌舞伎公演で鬼&乙姫役に!「結構綺麗になっちゃうと思いますよ」

市川海老蔵 自主新作歌舞伎公演で鬼&乙姫役に!「結構綺麗になっちゃうと思いますよ」
市川海老蔵が新作歌舞伎で鬼&乙姫になる!

 歌舞伎俳優・市川海老蔵(37)が3月30日、東京・日本テレビ内で6月4日から上演される第三回自主公演『ABKAI 2015』製作発表会を演出家の宮本亜門(57)、脚本家の宮沢章夫(58)とともに開き、司会は同局の鈴江奈々アナウンサー(34)が務めた。

 子供も知っている昔話からひもとく日本の原風景などを歌舞伎で表現し、日本の伝統の継承を目指していく海老蔵自主公演の『ABKAI(えびかい)』が今年も開催!今回取り上げた題材はおとぎ話の浦島太郎をモチーフにした新作歌舞伎『竜宮物語』と桃太郎を題材にした『桃太郎鬼ヶ島外伝』を第一回公演の宮本×宮沢のタッグで送る。

 海老蔵は、「3回目できるとは1回目のときには思っていませんでした。昔話ってこういうふうに楽しめるんだねというのを感じてもらえれば本望です」と、感慨深げ。演目については桃太郎は決まっていたそうだが、浦島太郎については、海老蔵が「やろうと(2人に)押し切られた」と言うと、逆に宮本は「僕らが逆に押し切られたんですよ(笑)」と、反論し盛り上がることに。

市川海老蔵 自主新作歌舞伎公演で鬼&乙姫役に!「結構綺麗になっちゃうと思いますよ」
 

 すでにそれぞれの作品のストーリーはできあがり、台本も完成に近づいているそうだが、この日は、海老蔵の役どころについて宮本から発表。『桃太郎鬼ヶ島外伝』については鬼役、『竜宮物語』については乙姫役ということが明かされる。実は海老蔵は、第一回公演の『疾風如白狗怒濤之花咲翁物語。~はなさかじいさん~』での犬役に、「不服だった」そうだが、今回の鬼役へは、「普段の古典歌舞伎では、勧善懲悪で勝つ側をやらせていただくんで、今回は負けたいな。普通にやったら鬼になる。鬼が一番やりたかった」と気に入ったよう。さらには、「高木ブーさん的な黄色いパンツをはくかも」と『ザ・ドリフターズ』のコントにある“カミナリ様”をイメージした話が飛び出すことも。

 乙姫役へは「いいんじゃないですか乙姫。結構綺麗になっちゃうと思いますよ。妖艶な乙姫になっちゃうぞ!」と、軽口で笑わせていた。

市川海老蔵 自主新作歌舞伎公演で鬼&乙姫役に!「結構綺麗になっちゃうと思いますよ」
すでに台本もかなりできあがっているそう

 さらに、話題が海老蔵の長女の麗禾ちゃん(れいか、3)と長男の勧玄くん(かんげん、2)の方に向くと、勧玄くんについて「(歌舞伎の)跡取りなので、そろそろ歌舞伎に出るんじゃないですか。『ABKAI』ではなく、ちゃんとしたところを考えないといけないんじゃないかと思っています」と、話していた。

 海老蔵による第三回自主公演『ABKAI 2015』は6月4~21日に東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンにて上演!

市川海老蔵 自主新作歌舞伎公演で鬼&乙姫役に!「結構綺麗になっちゃうと思いますよ」

市川海老蔵 自主新作歌舞伎公演で鬼&乙姫役に!「結構綺麗になっちゃうと思いますよ」
市川海老蔵
市川海老蔵 自主新作歌舞伎公演で鬼&乙姫役に!「結構綺麗になっちゃうと思いますよ」
宮本亜門
市川海老蔵 自主新作歌舞伎公演で鬼&乙姫役に!「結構綺麗になっちゃうと思いますよ」
宮沢章夫
市川海老蔵 自主新作歌舞伎公演で鬼&乙姫役に!「結構綺麗になっちゃうと思いますよ」
鈴江奈々アナウンサー
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