女優・剛力彩芽(22)が30日、東京・六本木のテレビ朝日内で4月10日スタートの主演ドラマ『天使と悪魔―未解決事件匿名交渉課―』(同局系、金曜・午後11時15分~)制作記者会見に渡部篤郎(46)、長谷川朝晴(43)、内藤理沙(26)、中村静香(26)、荒川良々(41)、宇崎竜童(69)とともに登壇し、司会は同局の野村真季アナウンサー(39)が務めた。
人を信じて疑わない警察官・蒔田ヒカリ(剛力)が、誰も信じない弁護士の茶島龍之介(渡部)とともに、日本では認められていない「司法取引」という“禁断の交渉”を使って未解決事件の再捜査に挑んでいくという捜査エンターテインメントドラマ作品。
剛力はこの日、ゴールドのドレス姿で登場。するとその装いを見て渡部が、「きょうは晴れの場なので役の衣装で(会見に)出なさいと言われたんですけど、(剛力のものは)衣装じゃないですよね(笑)?」との“追求”しこれに、剛力は、「気のせいだと思います」と、全力でとぼけ、会見を見守っていた周囲のギャラリーもドッと沸く。しかし、剛力はその後「きょうだけは、私もきれいにしたいなと」と、ちゃんと弁解し、生真面目さを見せていた。
作品へ剛力は、「警察官なのに人を疑うことができないというのはどういう感じなんだろうというので新しい警察エンターテインメントドラマをお見せできたら」と説明しつつ、ヒカリという人物へは、「人を疑わないことというのを大げさにやり過ぎると『嘘でしょ!』となるので、そこをナチュラルにやれるようにしたい。中盤には、ヒカリの過去のお話が出てくるので、こういう経験や人生があって、人を信じてしまう子が育ったんだなというのをお届けできたらいいと思っています。果たして、人を疑わないことが“天使”なのかというのを自分も理解できるよう演じられたら」と、気合を入れる。
剛力との共演は役2年ぶりという渡部はその印象について、「作品に対して真面目な方だと思うんです。年上の役者の中に入って若手は大変だと思うんですけど、ちゃんとバランスを取っている」と、褒める。
一方、渡部の印象についての話題となると、中村は、「常にレディーファーストで紳士的で、以前からとっても優しい方でと聞いていたんですけど、予想以上に優しい方で、クランクインしたときは緊張していたんですけど、声をかけてくださって」と、うっとりすると、剛力も、「クールなイメージがあったのですが、実際に一緒にいるとすごく優しくてレディーファースト。私が緊張していた時も、『自分が納得するまでやっていいからね』と声をかけてくださって、面白いことも言ってくれて存在や空気で現場をリラックスさせたり、いい意味で緊張感ももたらしてくれる素敵な方です」と、信頼を寄せていた。