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片岡愛之助「ご飯に誘われ、コツコツがんばりなさいと言っていただいた」坂東三津五郎さん偲ぶ

片岡愛之助「ご飯に誘われ、コツコツがんばりなさいと言っていただいた」坂東三津五郎さん偲ぶ
大好きな先輩でした

 歌舞伎俳優・片岡愛之助(42)が25日、都内でプレイステーション4、同3用ソフト「ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城」の完成披露発表会に出席。登場人物に初めて”声”の入る最新作に魔王役で出演している片岡は「夢みたい。子どものときからずっと好きで全作プレイしている。好きすぎて楽屋でドラクエをやっていない人に買ってプレゼントしたこともあるくらい」と感極まり、「プレステ4の目玉!腕に自信のある方は私を倒しにきて!」と茶目っ気たっぷりにPRした。

 主人公をレベルアップさせていくのも”ドラクエ”の特長だが、自身のレベルアップしたいことについては「歌舞伎役者としてのスキル。どれだけ少ない目でクリアするかを目指す方もいるけど、ボクはレベル99まであげてからクリアしたいタイプ」だそうで、報道陣からの女性も?の問いにも「(自分が)レベルアップしてから進みたいですね」と苦笑いで応えていた。

 歌舞伎界では、大黒柱のひとりである坂東三津五郎さん(享年59)が急逝したばかりだが、「こういう仕事としていて嫌だと思うのは、親の死に目に会えないとか、そんなときも人前では笑っていなければならないこと。これからがいちばん大変」などと、三津五郎さんの長男・坂東巳之助(25)を気遣い、「三津五郎さんは大好きな先輩で、20年ぐらい前、まだ自分に役がついていないときに、ご飯に誘われて、『マジメにずっとやっていたら、誰かが観てくれている。コツコツがんばりなさい』と言っていただいたのがいちばんの想い出。これからの歌舞伎界を少しでもよくしていきたい」と故人を悼んでいた。

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