アイドルグループ『SKE48』と『SNH48』の兼任メンバーの“さえ”宮澤佐江（24、チームS兼任で『SNH48』チームSII）が17日、東京・新宿の紀伊國屋書店で2冊目となるフォトブック『涙の行方』（ワニブックス）発売記念イベントを開いた。
今回は“泣けるフォトブック”を目指して作成。宮澤らしいハジけまくったショットやフェミニンかつ超SEXYな姿まで撮りおろし。さらには約2年前の『SNH48』移籍以降の激動や苦悩も本書で告白している。この日は1500冊が完売したイベントとなった。
「アイドルさんの写真集の発売記念イベントだと可愛らしいフリフリのワンピースというイメージがあったんですけど、フォトブックで等身大の自分を収めて頂いているのでいまの」と、白と黒のチェック柄のボーイッシュ目な衣装で登場した宮澤。本書へ、「『SNH48』になってから、自分の人生のなかでも激動の2年半で人生のなかで濃い時間を過ごさせて頂いたので、ただ写真だけでなく文章でこういうことをしたよとファンの方だったり、私を知らない方に伝えたいと思って作らせて頂きました」と、込められた思いを。
撮影は香川・小豆島を選んだがこちらについては、「潮が引いた時に見えるエンジェルロードというのがあるんですけど、どうしてもそこで撮りたくて、前にドラマに出演したときにそのお話が小豆島だったんですが、エンジェルロードを見れなかったんで、見たいと思って小豆島を選びました。好きな人だったりと渡るとハッピーになれるロマンティックな場所なんです」と、少し乙女心も入ったものだったのだとか。
『SNH48』のことでは、同じく移籍した“まりやんぬ”鈴木まりや（23、チームSII兼『AKB48』チームK）はどういう関係かと尋ねると「戦友というよりパートナーですかね。彼女がいてくれなかったら、いまも『SNH48』として活動を続けられる自信もなかったし、彼女に助けられた。彼女がいたからこの本も書けた」と、感謝する様子も見せていた。
また、胸を髪で隠した“髪ブラ”ショットにも挑戦しているが、宮澤は「スタッフさんと話した時に、過去いろんなメンバーがいろんなことをしているのでやったことないのがいいなと思って」との思いからしたそうで、「ショートヘアーのときに、カツラをつけて大胆なショットにしてみました」とのこと。それでも、「ちょっと頑張ったんですけど、どうしてもエロさが出せなかったんです（苦笑）。そこが良さになっていけばいいなと思っています」と、アピール。今後、色気もどんどん出していきたいそうで、「色気ない方なので、出すために髪を伸ばそうと思っています」と、抱負も。
ちなみに、“髪ブラ”ショットに「寄せて上げてる？」と、結構大胆な質問が飛んだが、宮澤は「いろんな方に言われるんです（苦笑）。私といったらそこが一番と思うんですけど。そこは素晴らしい水着に出会えたというか、それで奇跡のショットができました」と、笑いながら答える気前の良さを見せていた。
ほかにも、来月に『NMB48』と『SKE48』の姉妹グループでCDが同日発売となり“対決”のような感じになっているが、このことにコメントを求められ「ファンの方が燃えるんじゃないかなと思っているんです。メンバーは競い合うというより、素敵な楽曲をたくさんの方に広めていきたいという気持ちがあると思うので、あまり戦い戦いという感じにならないで、みんなが笑顔でパフォーマンスを披露できれば」と、思いを口にしていた。
「表紙の涙の意味はこの本の中にすべて書いてます！みなさんの目で確かめてほしいなと思っています」とPRしていたフォトブック『涙の行方』は1600円（税別）で好評発売中！
