『ガールズ＆パンツァー、翠星のガルガンティア、バディ・コンプレックス』ステージが9月20日、東京・お台場 潮風公園での『TOKYO アニメパーク BANDAI NAMCO ANIME CAMP 2014』1日目公演内で開催され、MCは声優・白石稔が務めた。
スタートは“ガルパン”の愛称で親しまれているアニメーション『ガールズ＆パンツァー』トークステージから。西住みほ役・渕上舞、五十鈴華役・尾崎真実、秋山優花里役・中上育実が、お馴染みのパンツァージャケットを着て登壇。『TOKYO アニメパーク BANDAI NAMCO ANIME CAMP』のコンセプトがファンパワーとなっていることから、それに合わせてパワーを感じた経験を問われた渕上は、「（茨城県の）大洗町が舞台で現地でイベントをしているのですが、それ以外にも街の方々、ファンの方々が自らイベントを企画したりとかするんです。みなさんの行動力の凄さを、この作品にかかわって感じています」と、実感を口にすることに。
続いて、初出しのBlu-ray＆DVDのCMが流れた後、トークは『今更聞けないガルパン講座』と題し、ガルパンファンは当たり前のように知っているが初めての人には分かりやすい解説がなされることに。まず出てきたキーワード『青春学園モノ』というキーワードに中上が、「青春ですよね？」と少々首をかしげつつ「王道のスポ根の様なものかな」と、微修正しつつ、渕上は、「弱かった大洗女子学園がいろんな試練を乗り越えて、戦車道全国大会を勝ち上がっていくという感じでしょうか」と、説明。
そこから、アフレコ時のエピソードが語られ出し、渕上が、「育実さんの秋山優花里は戦車オタクという役なので台本を見るとびっしりとメモがされてました」と、中上の苦労話を。尾崎が「最初は読めなかった単語が読めるようになって、きょうも打ち合わせで白石さんが読み方が分からなかったものがあったんですが、それが普通ですよね」と語った。
『戦車道』のキーワードでは、尾崎が「戦車をカワイイと思えるようになった」というと、渕上は「女の子特有でどの戦車がイケメンとか、戦車って言っても国とか種類とかいっぱいいるんだと感じています」と、うなずくことに。
そして『大洗町』というキーワードとなると、渕上は「何もやってないときは無いんじゃないかというくらい、ずっとイベントごとをしているので飽きない」と、大洗町の魅力を語ると、白石からは11月16日に開催が予定されている大洗町での『あんこう祭』で「何か発表あるかも？」と、ファンをドキリとさせるメッセージも残していた。
また、会場入口には、大洗町の有志の方が作成した、みほたちの乗るⅣ号戦車D型を再現した“戦車”、ラッピングバスの展示、会場内では大洗物産展も展開されるなど、ガルパンの雰囲気が感じられるものとなった。
その後、『翠星のガルガンティア』、『バディ・コンプレックス』の楽曲で彩られるステージが展開。この日のために『バディ・コンプレックス』スタッフが作成した映像に乗せてのTRUEの歌唱や、『翠星のガルガンティア』の『空とキミのメッセージ』を歌うChouChoが、「作詞も担当させて頂いているのですが、エイミーがレドに対する気持ちを書きました」と、思いを口にする。
本ステージラストの『ガールズ＆パンツァー』OP曲となる『DreamRiser』では、渕上、尾崎、中上もChouChoの歌唱の後ろで、音楽に合わせてフラッグを振るという初コラボを見せ、ステージを最高潮にまで盛り上げていた。
■セットリスト
M1：はじまりの翼／TRUE（「翠星のガルガンティア ～めぐる航海、遥か～」OP）
M2：空とキミのメッセージ／ChouCho（「翠星のガルガンティア」ED）
M3：TWIN BIRD／TRUE（「バディ・コンプレックス 完結編―あの空に還る未来で―」挿入歌）
M4：UNISONIA／TRUE（「バディ・コンプレックス」OP）
M5：あの空に還る未来で／ChouCho（「バディ・コンプレックス」ED）
M6：DreamRiser／ChouCho（「ガールズ＆パンツァー」OP）
