5日、東京・池袋のサンシャインシティで開催中となるウルトラマンフェスティバル2014内『ウルトラヒロインとアフター6』が開かれ、『ウルトラマン』フジ・アキコ役・桜井浩子（68）、『ウルトラセブン』友里アンヌ役・ひし美ゆり子（67）、『ウルトラマンティガ』ヤナセ・レナ役・吉本多香美（42）、『ウルトラマンギンガ S』杉田アリサ役・滝裕可里（26）が登壇。応援にウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンティガ、ウルトラマンギンガストリウムも駆けつけた。
現在発売中の『ウルトラマン Blu-ray BOX』に引き続き、平成のウルトラマン第一作の『ウルトラマンディガ』、『ウルトラセブン』、『ウルトラマンギンガ』のBlu-ray BOXの発売を記念してウルトラマン放送開始から48年、初代のウルトラヒロインから最新作のウルトラヒロインが一堂に会することになった。
イベント前に行われた囲み会見で吉本は「4歳の息子がいるんですがメビウスとディガにはまっていて、父（黒部進）も出ているウルトラマンも見ているんですね。だからウルトラシリーズって時を超えるスゴい作品なんだなってことを息子と見ながら実感してます」と、世代を超えた人気を感じているそう。
桜井は「母親になった多香美ちゃんときょう、こうやって並んでお仕事するなんて、思ってもいませんでした、黒部さんから『うちの多香美をよろしくね』と言われましたげれども、初代の私たちから、多香美ちゃん、滝さんと時間が経っているにも関わらず、ヒロイントークに来ていただいて、本当にうれしいと思います。光栄だと思います！」と、ウルトラマンだからこそのトークを展開し、ひし美も「その通りです！」とうなずいた。
初代から現在のヒロインが集まったことについて桜井は「感無量ですね！初まりの終わり。まだ終わらないか」というと、ひし美が「まだ終わっちゃいけないよ」とツッこむ息の合った姿を見せた。
イベントがスタートし桜井はウルトラマン、ひし美はウルトラセブン、吉本はウルトラマンティガ、滝はギンガストリウムにそれぞれエスコートされて登場。ウルトラヒロインとそれぞれのウルトラマンの登場に会場は一気にヒートアップ。拍手喝采の大盛り上がりとなった。
『ウルトラマンギンガ S』がクランクアップしたこともあり桜井から滝へ花束が送られることになると、滝は「うれしいです！『ウルトラマンギンガ S』のみんなが大好きで、みんなウルトラマンのこと大好きで、それがすごく伝わる番組なんですけど、それを築き上げてきてくださった先輩方の、その作品に携われたということが本当に幸せだなと『ウルトラマンギンガ S』も愛してくれたらなと思います」と、涙の挨拶に大きな拍手が起きていた。
ほかにも、吉本へ「ティガ出演前にお父さん（黒部進）からのアドバイスはあったか」との質問に「父からは遅刻をするな！挨拶を忘れるな！セリフは覚えていきなさい！」とアドバイスされたことを明かすと「え～！その言葉お父さんにそのまま返します！」と桜井の暴露に一同大爆笑する一幕もあった。
最後に滝は「私も一員になっているのを実感しました。ウルトラマンのパワーを感じました。アリサ隊員としてみなさんに愛されるようにこれからも頑張ります！」とメッセージを。
桜井は「アンヌ！中々お仕事できなくてね、2016年が50周年ということで、あと２年アンヌ、そこまでガンバろうか！」との呼びかけに、ひし美は「60周年？あと12年で60年だよ」と言い出すと、桜井は「あと12年までやる？」と聞き返すことに。そんな2人のボケツッコミの漫才のような展開に場内からは大きな拍手が。「私個人としては2016年までアンヌと2人でウルトラのヒロインの位置を守りたいと思います！」と、宣言して沸かせていた。
『ウルトラマンティガ Blu-ray BOX』は9月24日、『ウルトラセブン Blu-ray BOX』11月21日、『ウルトラマンギンガ Blu-ray BOX』12月25日に発売！
