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中村七之助“ブラザー”で困惑も兄・勘九郎は笑顔!22年ぶり2人のみで共演

中村七之助“ブラザー”で困惑も兄・勘九郎は笑顔!22年ぶり2人のみで共演
“ブラザー“つながりで登場となった中村勘九郎と七之助兄弟

 歌舞伎俳優・中村勘九郎(32)と中村七之助(31)兄弟が30日から放送されるブラザー工業のインクジェットプリンター新商品『PRIVIO』新テレビCM『ここまできたか、ブラザー!登場篇』に出演している。

 同社が2人を起用した理由について、歌舞伎の伝統を守りながら新しい取り組みに挑戦する2人の姿勢と、創業以来100年、常に時代やニーズに沿った商品・サービスを作り出すことに挑戦してきたことと通じることからイメージキャラクターに起用となった。もちろん2人が兄弟(ブラザー)であるということもかけられており洒落っ気たっぷり!28日の会見では同社関係者が「ブラザーということもあって。私達の悲願ということもあります」と言い切るほどの入れ込みようだ。なお、2人だけでCMに出演するのは勘九郎11歳、七之助9歳の時以来22年ぶりとなる。

 CMでは、勘九郎が「こちらが自慢のブラザーです」と、PRIVIOを紹介するはずが、弟の七之助を紹介してしまい、そこに七之助がすかさず「こっちでしょ!ブラザー!」とツッコミを入れつつ、PRIVIOを紹介するというユニークなもの。色鮮やかな歌舞伎の写真が出力され七之助は「見てよブラザー!」と驚き、勘九郎に呼びかけ、勘九郎も「鮮やか!」と感動。最後は、歌舞伎お決まりの「待ってました!」「ブラザー!」とお決まりの掛け声が飛ぶ。全体的にテンポと勢いが良い、観ていると爽快感すら感じる仕上がりだ。

メイキングカット
メイキングカット

 撮影現場でもやはり「ブラザー」というセリフが盛り上がったそうで、何度も呼びかけるうちに、七之助が「(プリンターか兄か)どっちの『ブラザー』なのかわからなくなっちゃったよ」と、困惑し、それを勘九郎やスタッフは笑いながら眺めるという一幕も。

 そして本番に入るのだが、監督から「私が(声を合わせる)タイミングをとらなくても大丈夫ですね?」と、問いかけると2人とも「もちろんです!」と即答。そして決め台詞をしっかりとそろえた2人を見た監督は感動のあまり「OK!」ではなく「かっこいい!」と、大声を上げ感動を表現していた。

 インクジェットプリンター新商品『PRIVIO』新テレビCM『ここまできたか、ブラザー!登場篇』は30日より!

中村七之助“ブラザー”で困惑も兄・勘九郎は笑顔!22年ぶり2人のみで共演

中村七之助“ブラザー”で困惑も兄・勘九郎は笑顔!22年ぶり2人のみで共演

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