アイドルグループ『AKB48』のチーム8が5日、東京・秋葉原のAKB48劇場と名古屋・栄を拠点に活動している姉妹グループ『SKE48』の本拠地である名古屋・SKE48劇場でそれぞれ『PARTYがはじまるよ』公演を開催した。
これまでのチームとは違い『会いに行くアイドル』として劇場を持たずに全国のイベント会場などで活動をしているチーム8が劇場での公演をそれぞれ16人ずつに分けて開催することとなった。
普段先輩たちが立っている劇場のステージでパフォーマンスすることはチーム8メンバーとしては喜びだったようだが、一方で、自己紹介では言葉に詰まったり、曲紹介でもタイトルがなかなか出てこなかったりと緊張を隠しきれない場面も。
AKB48劇場では、ファンの掛け声で笑い声が起こったり、、「桜島『どっかーん』」(下青木/鹿児島県)「びっくり~『ぎょうてん!』」(行天優莉奈/香川県)など、メンバーのキャッチフレーズをファンが一緒に言ったりと初めての劇場公演とは思えないほどのまとまりが。
さらに、チーム8最年少12歳の宮里莉羅(沖縄県)は、中野郁海(鳥取県)が鳥取県の自慢として紹介した「砂丘」を「知らない」と答え、それに対し中野が「大きな砂場」とざっくりすぎる説明で会場に大きな笑いが沸き起こった。
SKE48劇場では、、緊張しているメンバーに対し他のメンバーが「大丈夫?」「頑張って!」と声を掛け合ったりする場面もみられることに。「かっこいい大仏や可愛い鹿がいる」(大西桃香/奈良県)、「伊勢神宮に松阪牛、いいこといっぱい」(山本亜依/三重)と、チーム8らしいご当地自慢も飛び出していた。
ちなみに今回の公演はチーム8メンバーたちだけで任されていたそうで、これだけの曲数を披露することも初めての経験だったそう。AKB48のコンサートや各地方でのイベントでステージに立ったことはあったが、披露する曲数は限られていたので、ほかの公演に比べて曲数の少ない『PARTYが始まるよ』とはいえ、チーム8メンバーにとっては大きな壁だった。
それだけに公演終了後は緊張から解き放たれた安堵感と、公演をやりきった達成感で、涙ぐみ抱き合うメンバーたちの姿もあった。
■出演メンバー
○AKB48劇場
舞木香純(福島県)・吉川七瀬(千葉県)・佐藤栞(新潟県)・中野郁海(鳥取県)・阿部芽唯(島根県)・谷優里(広島県)・下尾みう(山口県)・濱松里緒菜(徳島県)・行天優莉奈(香川県)・高岡薫(愛
媛県)・福地礼奈(佐賀県)・岩崎萌花(長崎県)・倉野尾成美(熊本県)・吉野未優(大分県)・下青木香鈴(鹿児島県)・宮里莉羅(沖縄県)
○SKE48劇場
早坂つむぎ(山形県)・藤村菜月(愛知県)・横道侑里(静岡県)・山本亜依(三重県)・橋本陽菜(富山県)・北玲名(石川県)・長久玲奈(福井県)・近藤萌恵里(長野県)・永野芹佳(大阪府)・山田菜々美(兵庫県)・山本瑠香(和歌山県)・大西桃香(奈良県)・濱咲友菜(滋賀県)・人見古都音(岡山県)・廣瀬なつき(高知県)・谷口もか(宮崎県)
■5日AKB48劇場セットリスト
Overture
M1:PARTYがはじまるよ ALL
M2:Dear my teacher ALL
M3:毒リンゴを食べさせて ALL
M4:スカート、ひらり 中野、倉野尾、高岡、谷、舞木
M5:クラスメイト 下尾、宮里、行天、阿部、吉野
M6:あなたとクリスマスイブ 下青木、濵松
M7:キスはダメよ 福地、佐藤栞、岩崎
M8:星の温度 中野、倉野尾、吉川、舞木
M9:青空のそばにいて ALL
~アンコール~
EN1:AKB48 ALL
EN2:スカート、ひらり ALL
EN3:桜の花びらたち ALL
~Wアンコール~
EN4:メドレー~言い訳Maybe、ポニーテールとシュシュ、ラブラドール・レトリバー・恋する充電プリウス~ALL
EN5:心のプラカード ALL