NO IMAGE

篠原ともえ、“大人シノラー”で海外ドラマのアフレコ挑戦!「ともえはいつ出るの」と両親も気づかない美声

篠原ともえ、“大人シノラー”で生アフレコに挑戦!「声優という職人さんの匠な技で魅力的な職業」
声のトーンがガラリと変わった篠原ともえの生アフレコシーン

 タレント・篠原ともえ(35)が4月3日、都内で行われた海外ドラマ『クローザー』のスピンオフドラマ『MAJOR CRIMES~重大犯罪<ファースト・シーズン>』のDVDリリース記念特別試写会に、声優・小林美奈、宝亀克寿、稲葉実、山像かおりらとともに登壇し、生アフレコに挑戦した。

 1996年から1998年にかけて、個性的なファッションと強烈なキャラクターで、ティーンエイジャーを中心に、男女・年齢問わず社会現象となる「シノラー」ブームを巻き起こした篠原ともえ。かつてのハッチャケた面影をときおりチラリと見せつつも、大人の女性らしくなった篠原を披露した。

 昨年、惜しまれつつもファイナルを迎えたエミー賞&ゴールデン・グローブ賞を獲得した超人気ドラマ『クローザー』のスピンオフ作品。2012年に放送を開始し、初回視聴者数が全米で720万人を記録し、ケーブルネットワーク第1位に輝くなど、早くも人気沸騰中。新チーフ、レイダー警部が指揮をとる司法取引によって、事件を「効率的」に解決していく。もう一つの本格クライム・サスペンス。

 2002年のアニメ映画『ギブリーズ episode2』以来の声優挑戦で、19年の芸能生活の中で、海外作品の吹き替えは初という篠原は、「初めてのことに挑戦できるのはうれしさのほうが大きい。お稽古を重ねて、自分の声を吹き込めるように練習しました。『ともえはいつ出るの』と両親も気づかないぐらい美声です。点数つけるとしたら無限大満点ぐらい」と、自信満々。

篠原ともえ、“大人シノラー”で生アフレコに挑戦!「声優という職人さんの匠な技で魅力的な職業」

 篠原は第8話で登場する、9才のときに母親を殺害された少女・リディの吹き替えを担当。身に付けるファッションによって声のトーンがコントロールされるタイプという篠原は、監督に「シノラーの元気っぽい声」か「大人のともえさんなボイス」かどっちがいいかリサーチ。「大人のともえさんです」との監督の希望を受け、スーツを着て大人な格好で挑んだという。

篠原ともえ、“大人シノラー”で生アフレコに挑戦!「声優という職人さんの匠な技で魅力的な職業」
緊張の生アフレコを成功させ、先輩声優たちと喜ぶシノラー

 さらに、マイクがあると性格上前に前に出ちゃうそうで、「お菓子で囲い作って、踏んでしまうよという境界線を作って、前に出過ぎないように、でも動きながら感情込めてやりました。上手くいきました。その後、お菓子は美味しくいただきました」と、独自の工夫も。

 9才の時に母親を殺されてしまった少女の役について、「この話いただいたときに、9才の役だと思ったら成長した役。大人な篠原を製作者の人が必要としてくださっていると言ううれしさもありました。深い痛みを持った女の子役なので、ただ悲しいだけではなく、痛みを乗り越えた強さを女性は持っている。強い女性の声で表現したい。低めの熱い声で自分の中に沸き立たせながら演じるようにしました。涙でそうになったけど、声が変わってしまうので、こらえるの大変だった」と、なりきった迫真の演技だったようだ。

 アフレコ初体験の感想は、「吐息や吸う息など繊細なところまで声吹き込む。声優という職人さんの匠な技なんだなと勉強になりました。魅力的な職業なんで、また機会があったらトライしたい。夢中にさせてくれる職業」と、魅力に取りつかれてしまったようだ。

 イベントでは、主演のシャロン・レイダー警部役の小林美奈、ルイ・プロベンザ警部補役の宝亀克寿、アンディー・フリン警部補役の稲葉実、『クローザー』の主演・ブレンダ・リー・ジョンソン役の山像かおりら、ロサンゼルス市警のメンバーを演じたベテラン声優たちを前に、篠原は生アフレコを披露。

篠原ともえ、“大人シノラー”で生アフレコに挑戦!「声優という職人さんの匠な技で魅力的な職業」
やっぱり決めポーズはシノラーに!

 それにしては、今日の衣装は派手に見え大人な雰囲気が出せるのか心配になるところだが、篠原曰く、「私の中では、これもモードで大人なワンピース」とのこと。トークではちょいちょいシノラーが顔を覗かせていたが、台本を持ち、マイクスタンドの前に立ち深呼吸。スクリーンに該当シーンが流れると雰囲気が一変。役に入り込んで見事に「大人な落ち着いた声」でアフレコを披露した。

 会場を圧倒した篠原に対して、ベテラン声優陣も「以前、篠原さんの歌声を聞いたときに、シノラーの時の元気な声と歌声の透明感のある声とのギャップに驚いたことがあるんです。今日はその時の感動を思い出しました」(小林)とか、「役柄の中にフッと入り込むところが素晴らしいです! 一瞬、篠原さんが消えたような感じがしてすごく印象的でした」(山像)と大絶賛。

 気を良くした篠原は、「声優界にもシノラー旋風を」と、シノラー乗りもチラリ。今後について、「今回は、19歳の少女の声だったんですけど、小さい子の声も面白くできるかなと思うので、小さい子の役から、年頃、大人になって、オバァちゃんまで一人の女性の人生を声で表現できるようになりたいな」と、意欲的に語った。

 ドラマの感想について、「サスペンスは結末想像するの楽しみ。2転3転じゃなく、4転5転する。みなさんの予想は絶対裏切られるけど、期待には答えてくれる痛快な作品。字幕ではなく音声を楽しんでいただいて、篠原の美声を堪能して頂けたら」と、アピールした。

篠原ともえ、“大人シノラー”で生アフレコに挑戦!「声優という職人さんの匠な技で魅力的な職業」

 また、ハリウッドから出演依頼が来たらよろこんで受けるそうで、「ジョージ・ルーカスさんにインタビューさせていただいたことがあって、私ムービー出たいと直接交渉した。『I wanna be movistar』と言ったんですけど、いまだにお返事ないので、もうちょっと待ちたい。すごく仲良く慣れたと思うんですけど。ワーオと。よろこんでくれていた。宇宙作品好きなので、宇宙人役とか」と、大人になった篠原だが、シノラー乗りは健在だった。

 【ストーリー】ロス市警重大犯罪(Major Crimes Division)で元チーフ、ブレンダに代わりチームの指揮を執ることになったシャロン・レイダー警部。司法取引による犯人逮捕の効率化という課の新たな方針の元に配属されたレイダーが、叩き上げのベテラン捜査官たちの反発に苦戦しながら、巧みな手腕で事件を解決に導いていく。ストーリーは、「クローザー」最終話直後から始まり、お馴染みの捜査官たちも総登場!新生“重大犯罪課”の新たな活躍を描く。

同DVDコレクターズ・ボックスはワーナー・ホーム・ビデオより、9400円(税別)で発売中。DVDレンタル中、オンデマンド配信中

 

篠原ともえ、“大人シノラー”で生アフレコに挑戦!「声優という職人さんの匠な技で魅力的な職業」
大人ファッションで登場の篠原ともえ
篠原ともえ、“大人シノラー”で生アフレコに挑戦!「声優という職人さんの匠な技で魅力的な職業」
「両親も気づかないぐらい美声」と大満足のアフレコ初挑戦
篠原ともえ、“大人シノラー”で生アフレコに挑戦!「声優という職人さんの匠な技で魅力的な職業」
篠原ともえ
篠原ともえ、“大人シノラー”で生アフレコに挑戦!「声優という職人さんの匠な技で魅力的な職業」
真剣な表情で生アフレコに挑んだシノラー


篠原ともえ、“大人シノラー”で生アフレコに挑戦!「声優という職人さんの匠な技で魅力的な職業」
小林美奈
篠原ともえ、“大人シノラー”で生アフレコに挑戦!「声優という職人さんの匠な技で魅力的な職業」
宝亀克寿
篠原ともえ、“大人シノラー”で生アフレコに挑戦!「声優という職人さんの匠な技で魅力的な職業」
稲葉実
篠原ともえ、“大人シノラー”で生アフレコに挑戦!「声優という職人さんの匠な技で魅力的な職業」
山像かおり


篠原ともえ、“大人シノラー”で生アフレコに挑戦!「声優という職人さんの匠な技で魅力的な職業」
ベテラン声優陣とともに
篠原ともえ、“大人シノラー”で生アフレコに挑戦!「声優という職人さんの匠な技で魅力的な職業」
超人気ドラマ『クローザー』のスピンオフ作品
篠原ともえ、“大人シノラー”で生アフレコに挑戦!「声優という職人さんの匠な技で魅力的な職業」
「声優という職人さんの匠な技なんだ」と勉強になった。


篠原ともえ、“大人シノラー”で生アフレコに挑戦!「声優という職人さんの匠な技で魅力的な職業」


広告