男性ダンス&ヴォーカル・グループ『超新星』のユナク(29)が14日、東京・シネマート新宿で主演映画『無花果の森』(監督:古厩智之/配給:BS-TBS)初日舞台あいさつに女優・原田夏希(29)、MiNo(24)、古厩監督とともに登壇し、司会はTBSの水野真裕美アナウンサー(30)が務めた。
ユナクによる日本映画初主演作品。日本に留学しジャーナリストを目指すも、雑誌社のパパラッチとして働いている韓国人青年・ヨンホ(ユナク)。世界的有名指揮者の妻・泉(原田)のDV疑惑を追っていたが、泉にそのことを伝える機会が訪れ、泉はすべてを捨てある町に身を隠すことに。住み込みで働くこととなった泉は、ある日、ヨンホと偶然にも再会するのだが、警察に追われるという事態に陥っており、2人は逃避行を開始する…。
カジュアルな装いで登場し、ファンから大歓声で迎えられたユナク。「もともと昔から日本の映画が好きだったので、台本が来たとき嬉しかったし、悩んだこともありましたけど、監督にお会いして、信じることになってっ『頑張ります!』とお答えしてから、どんどんいい作品になっていったと思います」と、笑顔でコメント。
ただし、本作へ不安もあったというユナクは、「いっぱいありました。すべてが日本語だから、発音的に勉強して努力したり、僕よりちょっと年上の役で、記者のk持ちはどうだろうとか韓国や日本の記者さんに聞いて、いろんな努力はしました」と、真面目に語ることに。
それだけでなく、キスシーンがあることにユナクは「年はアイドルじゃないけど、『アイドルとしてどうだろう?』とか悩みました(苦笑)。会社と相談したりしたんですけど、監督から『いい作品になるから信じてください』と言われて、頑張りました」と、柔らかい話でも盛り上げることとなった。
司会からネタバレなしでの見どころを求められるとユナクは、「大変というか、いい経験だったんです。韓国のドラマとかは長回しとかあまりないんです。でも、日本は長回しとか多いですね。それで、本作でも長回しがありました。原田さんの目を見ながらやりました。やっと日本の映画を撮ったなという気持ちになって、もっと頑張れることになってよかったなと思います。僕は泉さんとの電話シーンが良かったので注目してください」と、オススメすることに。
さらに、ユナク以外の3人からユナクのエピソードを挙げてと司会からリクエストが入ると、ユナクは恥ずかしげに身悶えしながら聞き入ることに。「いい匂いんなんですよ。コロンとかもあると思うんですけど、最初に会った時になんていい匂いなんだって。2回目のときもやっぱりいい匂いでドキドキしました」(古厩監督)、「いつも甘いモノを食べてるんです。甘いお菓子のパンとかジュースを飲んでるそんなに甘いものを食べてたのにこんなに細いんだなと思いました。面白い行動をされていておもしろかったです」(原田)と、話すことに。
続いて、MiNoが、「どこでも、はははと笑います。そこがチャーミングだと思います」と暴露すると、ユナクはこれには解説を始め、「いろんな、ハハハがあるんですけど、気まずいのがあって。会話するときにもハハハそうだねとかやってました。ソンジェくんもやってて、ソンジェの方がおもしろいんです」と、語っていた。
また、司会から現在開催中のサッカー・ワールドカップへのコメントが求められると、「眠れない夜が続いています(苦笑)。ワールドカップは全世界のお祭りなので興味を持っています。今回の大会で、アジア全体が上位にランキングされてアジアは強いよと言いたい。みんな嬉しいなという気持ちで終わったらいいなと思っています」と、気持ちを明かしていた。
ユナクは最後に、「素晴らしい映画を撮れてすごく嬉しいし、機会があればまたやりたなんとも言っていますし、ここにいらっしゃったみなさんにも感謝してますし、もっともっと頑張って、いいやつになりたいと思います。きょうは本当にありがとうございました」とPRしていた映画『無花果の森』は14日よりシネマート新宿ほかにて全国順次ロードショー!