NO IMAGE

泉谷しげる、レコ大アルバムをステージで熱唱!大竹しのぶ、八代亜紀らとデュエット!

泉谷しげる、レコ大アルバムをステージで熱唱!大竹しのぶ、八代亜紀らとデュエット!
『泉谷しげる「昭和の歌よ、ありがとう」One Night Premiere LIVE』

 歌手の泉谷しげる(65)が30日、都内の東京国際フォーラムで『泉谷しげる「昭和の歌よ、ありがとう」One Night Premiere LIVE』を開催。大竹しのぶ(56)、カルメン・マキ(62)、クミコ(59)、佐々木秀実(33)、手嶌葵(26)、中村中(28)、夏川りみ(40)、夏木マリ(61)、八代亜紀(63)が出演した。

 歌手として40年以上のキャリアを持つ泉谷は今年、『第64回 NHK紅白歌合戦』に初出演し、『第55回 日本レコード大賞』で優秀アルバム賞を受賞という華々しい活躍。その原動力となったのは『泉谷しげるにちゃんと歌わせるプロジェクト』(ニッポン放送/フジパシフィック音楽出版/喝采/キョードー東京/イープラス)による、10人の女性シンガーと昭和の歌をデュエットするというアルバム『昭和の歌よ、ありがとう』だった。

 この日はプロジェクトの大成功を記念し、アルバムに参加した9人のシンガーが参加し生歌でアルバムを再現。収録曲9曲を含む、全20曲の豪華なコンサートが行われた。ステージの幕が開けると風雲急を告げるドラムが鳴り響き、石原裕次郎の『嵐を呼ぶ男』を泉谷が熱唱。「ジジイババアかかってこい! 余計な手拍子してんじゃねえぞ!」と客席を煽りながらジャンプ腕立て伏せを披露する全開のパフォーマンスを繰り広げた。泉谷は息を切らせながら「(チケットが)紅白出ると決まってから売れやがって。行くか行かないか、まだわからねえのによお」と悪態をつき会場を盛り上げた。

 そんな泉谷に一人目のゲストの夏木は「昨日(紅白の)リハーサルでぶち切れて帰ったっていうけど本当なの? 泉谷らしいわね」とニッコリ。観客から拍手が沸き起こると、泉谷は「“白黒歌合戦”にしてやろうと思ってる」と息巻いた。夏木は美しいピアノの伴奏に合わせハスキーな歌声を搾り出すように『胸が痛い』を見事に歌いあげると、ロッド・スチュアートの『It’s Not the Spotlight』を泉谷とのデュエットした。

 普段は女優として映画やドラマのほかバラエティ番組でも活躍する大竹はドレス姿で登場し「レコ大、紅白もおめでとうございます!」と祝福。泉谷は「(レコ大は)すげえ安い盾でさあ、いらねえよ」と毒づきながら「もうないな」とちょっぴり嬉しそう。大竹は「わかんない、グラミー賞とか?」と観客を沸かせた。歌う場面になると、一転して大竹は艶やかな美声を響かせ、レコ大で歌う予定の『黒の舟歌』を泉谷とデュエットした。

 最後は「立て立て!」と客席を攻め立て「泉谷だ! イエエエーイ!」と高らかにシャウトし、出演者たちと紅白でも披露する予定の『春夏秋冬』。豪華な歌姫たちに囲まれた泉谷は「いろいろあったろう。だから今日を、自分の今日にしろよ。自分だけに歌え、自分だけに」と訴え『春夏秋冬』を熱唱した。

 2時間半にわたる豪華ライブを終えると「お前らのおかげでみごとな賞を取ったぜ! しかたなくやったんだぞお」と含羞の喜び。客席に「ダメって言われたと思うけど、撮っていい。どんどん撮れ」と呼びかけ、即席の写真大会が行われた。泉谷は「明日も『春夏秋冬』を歌わなきゃいけない。今日は完全版をやるから。明日は燃えカスだから」と宣言。演奏が終わると客席にギターを投げつけ、手を伸ばし観客と握手を交わし、ファンへの感謝で締めくくった。

泉谷しげる、レコ大アルバムをステージで熱唱!大竹しのぶ、八代亜紀らとデュエット!

広告