荒川史絵監督が16日、東京・虎ノ門のニッショーホールでVシネマ『行って帰ってきた烈車戦隊トッキュウジャー夢の超トッキュウ7号』完成披露記念試写会に登場し万感の思いを語った。
『烈車戦隊トッキュウジャー』は2014年2月から1年間放送された特撮ドラマ。シリーズ初の“列車”をモチーフに、イマジネーションで大人の姿になった子どもたちが戦うという設定で人気を博した。
荒川監督は『激走戦隊カーレンジャー』に憧れ戦隊モノの世界に飛び込むと、助監督としてさまざまな作品にかかわり、テレビ特撮ドラマ版『烈車戦隊トッキュウジャー』でも助監督を務めた。そして、ついに本作で監督デビュー!戦隊モノでの女性監督は初となり、これまでの歴史に新たな風を吹き込んだ。
壇上で荒川監督は「はじめまして」と、声をかけると、「きょうはこんなにみんながそろう場というのは久しぶりで、だいぶたぎっております(笑)」と、興奮気味。
作品ではとくに変身シーンに思い入れがあるようで、「私はもう戦隊の監督をやりたくて、ずっとやってきたので、もう、なんて言うんでしょうか戦隊の監督をやれて本当によかったと思う瞬間でした」と、夢をかなえての万感の思いを。
最後に荒川監督は「大人トッキュウジャーのみんながイマジネーションがなくなってしょんぼり生活しているところを、子供たちの何によって、イマジネーションでみんなで変身するまでに行くのか、捕まっているヒロインも…そのへんをワクワクして観てもらえれば。みなさんもイマジネーションを取り戻してもらえれば」と、アピールしていた。
ほか、この日は、トッキュウ1号/ライト役・志尊淳(20)、トッキュウ2号/トカッチ役・平牧仁(28)、トッキュウ3号/ミオ役・梨里杏(21)、トッキュウ4号/ヒカリ役・横浜流星(18)、トッキュウ5号/カグラ役・森高愛(17)、トッキュウ6号/虹野明役・長濱慎(29)、子供トッキュウ1号/鈴樹来斗役・馬渕誉(10)、子供トッキュウ2号/渡嘉敷晴役・永瀬圭志朗(10)、子供トッキュウ3号/夏目美緒役・石井薫子(10)、子供トッキュウ4号/野々村洸役・山崎光(11)、子供トッキュウ5号/泉神楽役・清水らら(13)が登壇した。
Vシネマ『行って帰ってきた烈車戦隊トッキュウジャー夢の超トッキュウ7号』は6月24日よりDVD&Blu-rayで発売!