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常盤貴子 映画を通して人生変わった!安達祐実「真摯に生きて死ぬべき」

常盤貴子 人生変わった映画に出演!安達祐実「真摯に生きて死ぬべき」
常盤貴子が出演作の初日舞台あいさつに登場した

 女優・常盤貴子(42)、安達祐実(32)が17日、東京・有楽町スバル座で映画『野のなななのか』(監督:大林宣彦/配給:PSC TMエンターテインメント)初日舞台あいさつに、山崎紘菜(20)、寺島咲(23)、左時枝(667)、俳優・品川徹(78)、村田雄浩(54)、芦別映画製作委員会・委員長の宗像裕之氏、大林監督(76)とともに登壇した。

 北海道・芦別市が舞台。ある古物商の老人の大往生をきっかけに、普段散り散りに暮らしていた家族が古里へと戻ってくる。そんな中、謎の女性(常磐)が現れ、老人の壮絶な過去をあぶり出し始め、過去と現在をさまよいながら戦争末期の樺太での歴史をひもとくとき、平和とはなにか、そして生きる事とはどういうことなのかを伝えるという作品となる。

 大林監督が司会を務めるアットホームな雰囲気のなかでのものとなり、常磐は、「この映画で変わりました」と、柔和な笑みを浮かべつつ、「それまでも自分で頑張っていたつもりだったんですが、みんなででき上がった作品を観て、宣伝活動をして、劇場の方とやりとりしたりして、すべてのなかで、私はあらためて人っていいなぁと思いました。スタッフさん、キャストさんとの関係も、本当に素晴らしい現場で、人と人ってこんなに深くつながれるんだと思って」と、作品にかかわることにより、心情が相当に変化したことを明かすことに。

常盤貴子 人生変わった映画に出演!安達祐実「真摯に生きて死ぬべき」
時折キャスト感でも楽しげに話す様子も

 ただし、常磐は「私、いまドキドキしているんです」と、何やら不穏なことを言い出すことに。その理由について、隣にいた品川を見つつ、「北海道のキャンペーンでのあいさつのときに、品川さんがネタバレ満載だったんです。だから、もしそうなったら私との約束で言わないでください」と、お茶目に呼びかける一幕も。

 一方、大林監督の作品への出演に、「奇跡が起きた」と、感激していたという安達。「現場では私がずっと大林監督の作品に出演していたのが前から居たような感じで迎えて頂きまして、芦別の大地に包まれて撮影していました。大林監督がエネルギッシュだし前へ前へと、生きているなという実感をもらえる気がしました」と、楽しげに振り返る。

 CGも使われた本作で安達だが、「衝撃的な出来事」という事態もあったそうで、それは「自分が全身グリーンバックになった。すごく楽しかったです(笑)たぶん一生に一度の経験です」と話し、笑いを誘うと、「でき上がったものを観て、私が生きていることが、どこかで誰かの生き死ににつながっていると思ったら、真摯に生きて死ぬべきなんだと考えさせられる作品になりました。観た後の思いは人それぞれ違うかもしれませんが、みなさんとこうやって共有できるのが幸せだと思います」と、真面目にPR。

 そして大林監督は、「お香典いりませんからこの映画にくださいと言って作った映画です。生きているうちに頂いたお香典ですから、平和の世を作るためにと、遺言のような映画になりました」と、本作へ込めた意気込みを語り、「1度観て分からないからダメというのは商業映画ですが、この作品は、分からないけど考えようというものです。分かってくると楽しくなってきます。面白くなるのはこれからです!」と、猛アピールしていた。

 映画『野のなななのか』は有楽町スバル座ほか全国ロードショー中!

常盤貴子 人生変わった映画に出演!安達祐実「真摯に生きて死ぬべき」

常盤貴子 人生変わった映画に出演!安達祐実「真摯に生きて死ぬべき」
常盤貴子
常盤貴子 人生変わった映画に出演!安達祐実「真摯に生きて死ぬべき」
安達祐実
常盤貴子 人生変わった映画に出演!安達祐実「真摯に生きて死ぬべき」
寺島咲
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山崎紘菜
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左時枝
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村田雄浩
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品川徹
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大林宣彦監督
常盤貴子 人生変わった映画に出演!安達祐実「真摯に生きて死ぬべき」
宗像裕之氏
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